失敗学のすすめ

失敗学のすすめ (講談社文庫)

失敗学のすすめ (講談社文庫)

「失敗」ということに焦点を当て、失敗のメリットやその必要性を系統立てて説明した画期的な書籍。多くの失敗事例を紹介しそれらについて学問的な観点からアプローチしている。
とこのように語ると良書のような気もするが内容が非常にわかり難い。「失敗から学べ」という主張はわかるものの「結局何が言いたいの?」と首をかしげてしまう論理展開には正直ついて行けませんでした。もしかしたら凄く頭のいい人であれば作者の主張を当然のごとく理解できたかも知れませんが、私のような凡人には、至極当然のことを難しく主張しているように感じがしてなりませんでした。